外壁塗装で汚れが目立たない色は？　　2022/8/29更新

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「そろそろ塗装工事したいけど、汚れにくい色はどんな色がおすすめ？」「外壁を汚れにくくする方法は？」と調べる方も多いのではないでしょうか。外壁が汚れていると、お洒落な家でも気になりますよね。今回は外壁が汚れる原因＆汚れが目立ちにくくなるオススメの色をお話しさせていただきます。
よろしくお願いいたします。

1. 外壁の気になる汚れ

外壁に生じる「汚れの種類」について知っておきましょう。代表的な外壁汚れの原因をご紹介いたします。

1-1. 排気口の汚れ

換気口の下に付くことが多い、油汚れによる黒ズミです。塗料の劣化によって、汚れが雨で流れにくくなることが原因です。

1-2. サッシ下の雨染み

キッチンの排気口は油汚れが雨だれとなり外壁に汚れができてしまいます。

1-3. カビ・苔

外壁塗装が劣化すると、外壁に苔やカビが付着し始めます。苔やカビが繁殖すると、見た目が悪い、衛生的にもよくありません。苔・カビが発生する原因は、周りの湿気や不純物の付着による菌類の繁殖が挙げられます。

1-4. 大気汚染による汚れ

空気中には、排気ガスやほこり等が混ざっています。特に大きな道路が目の前にある、近くに工場があるなどの環境にお住まいの方が悩まれる汚れです。

2. 汚れが目立ちにくい色

外壁の汚れは、濃い色であれば目立たないという訳ではないため注意しましょう。外壁の汚れを目立たない色選びをご紹介いたします。

2-1. グレー

外壁が汚れる原因は、排気口の汚れ、雨染み、カビ、苔、大気汚染の汚れなどがありますがグレーはどの汚れも目立ちにくい万能カラーになります。外壁に付着する汚れは中間色である事が多いので、同じ中間色であるグレーを塗装すれば汚れが目立ちにくくなるのです。グレーはクールな印象になりやすいですが、明るいグレーなどを選択すればまたイメージも変わります。汚れが目立ちにくい色のため、外壁塗装でグレーは人気色の一つです。

▶️▶️グレー色の施工事例

2-2. アイボリー

黄色味を帯びたホワイト色を指します。明るく見せながらも、落ち着き感を残した外壁にしたいという場合にピッタリです。グレーに次いで人気色となります。
アイボリーは砂汚れや泥汚れなどに近い色をしているので砂、泥汚れは目立ちにくいです。

▶️▶️アイボリー色の施工事例

2-3. ベージュ

汚れが目立ちにくいという意味でも人気の色となっています。土色と似ているためです。

▶️▶️ベージュ色の施工事例

2-4. ブラウン

汚れが目立たない人気色の中でも、茶色は土や木の色に近いです。温かみがあり、落ち着いた印象を与えてくれます。

▶️▶️ブラウン色の施工事例

2-5. グリーン

グレーや茶色と同様、中間色であるグリーンは汚れの色が目立ちにくくなります。とくに目立ちにくいのは、苔、カビなどの緑色の汚れです。川や田んぼの近くや、日当たりの悪い場所などの環境のお宅にオススメです。

4. 汚れが目立ちやすい外壁の色

4-1. ホワイト

白の外壁は明るくておしゃれなイメージがあり、憧れる色ですよね。しかし白の外壁はもっとも汚れが目立つ色の一つです。「白の外壁にしたい！」という方は、少し黄味がかかったアイボリーやグレーがかかった白をオススメします。

4-2. ブラック

黒は汚れが目立ちにくいと思う方が多いと思いますが、実は汚れが目立つ色の一つです。砂埃やカビの汚れは、黒色とのコントラストがはっきりしやすいため目立ちやすいです。

4-3. 原色

赤や青など原色も汚れが目立つ色になります。特に紫外線による色あせが目立ちやすくなります。

5. 汚れにくい塗料

外壁の汚れが目立たない色や汚れの原因をご紹介しましたが、「汚れにくい外壁、塗料はないの？」とお考えになる方もいらっしゃると思います。外壁の汚れを付きにくくする「セルフクリーニング機能」を持った塗料をご紹介します。　　　　　　　　　　　白色や黒色などの汚れやすい色の外壁を選ぶ場合は、セルフクリーニング機能を持った塗料をオススメします。

5-1. 低汚染塗料

雨が降った時、汚れを自動的に洗い流してくれるという効果（✨セルフクリーニング効果✨）がある塗料です。低汚染塗料のメカニズムで重要なポイントとが「親水性」です！水を弾く「撥水性」に対し、水と馴染みやすい性質のことを「親水性」といいます。水となじみやすいとなぜ汚れが付きにくいのでしょうか。実は、排ガスなどの外壁に付く汚れの成分は親油性の汚れです。親水性を持つものは、親油性を持つものとお互いに弾き合うため、油分の汚れが付着しにくいことにつながります。水（雨水）が汚れの下に入り込み、浮き上がることによって、汚れが流れ落ちていくんです。

▶️▶️低汚染塗料とは？※詳しく解説

5-2. 光触媒塗料

光触媒塗料とは、仕組みとしては、塗料の中に含まれている酸化チタンが太陽光に反応して、汚れを分解し、その後、雨が降った際に分解された汚れが洗い流されるのです。日光があまり当たらない環境にはあまりオススメできまません。

5-3. 防カビ塗料

防カビ塗料とは、塗料に防カビ剤が配合されている塗料の事で、使用することでカビ菌の発生の抑制に効いてくれます。防カビ成分は、使用する塗料の多くに最初から含まれているもの、普通の塗料に防カビ剤を添加し防カビ機能を持たせるものがあります。日当たりが悪い場所など、カビが好む箇所には防カビ塗料を選ぶことをオススメします。